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第60話 弟子

last update تاريخ النشر: 2026-06-19 12:55:35

 待機していたタヌキンナ達に魔獣が襲いかかってきた。

 狼や熊、猪、鳥がヒュドラの魔素により魔獣と化していた。

 タヌキンナが弓を構えた。

 ヒューイがタヌキンナを怒鳴りつけた。

「何やってんだ!お前は動物の神だろ!討伐は、俺が殺る!お前とキツネコで妖術使ってみんなで隠れてろ」

「ヒューイ!大丈夫なの!?こいつら強いし、毒も持ってるよ!それに数が多すぎる!」

 ヒューイが魔獣の数を見て少し不安そうな顔をしていた。

「任せろ!神が魔獣に負けたら神じゃねぇ!」

 そう言って剣を抜き狼を斬り殺した。

 タヌキンナがそれを見て!ヤバいよ!数が多すぎるよ⋯

 一匹、一匹にあんな戦いしてたら、ここにいる魔獣達が一斉に襲って来たらヒューイが殺されちゃうよ!

 タヌキンナが弓を構えた!オーラを放ち矢を作って射ちまくった。

 放った矢の一本が10本以上になり次々と魔獣達を殺した。

  何っ!?10本以上の矢が全部本物!? 本物は、一本であとは幻覚のはずだろ!全部、本物って事は、オーラで作った矢って事か!?!弱小動物の神がそんな神力を何で持ってるんだ!

 ヒューイは、驚きの顔に変わった。

 キツネコがイダス達に結界を張った!

 タヌキンナが妖術を使い、魔獣達に幻覚を見せた。

 魔獣達が方向間隔を失なくなりヨタヨタしていた。

 タヌキンナとヒューイが魔獣を攻撃していた。

 それを見ていたイダスとグレンは、タヌキンナの戦いに唖然とした。

「グレン!どういう事だ!動物の神は、弱小動物の神、逃げる事しかできないって言ってたよな」

「ああ、弱小の神でも強くなれるのか!?」

 森の奥から強い光のオーラが放たれた。

 魔素の浄化が始まり、魔獣達の動きが弱くなった。

 タヌキンナとヒューイが弱まった魔獣達を殺していった。

 キツネコがイダス達を結界に入れたまま結界の外に出てヘパイストの剣で襲いかかってくる魔獣を斬った。

 魔獣達をほぼ全滅させた。

 アントリュウスとドラゴが戻ってきた。

 生き残った魔獣達がアントリュウスのオーラを感じ、逃げ去って行った。

「良かった~!みんな生きてて」

 アントリュウスは、ホッとした顔をした。

 ヒューイが、タヌキンナの弓を見た。

「おい!それ神器じゃあねぇか!?」

「神器って?」

「お前、その弓矢を使ってて神器を知らねぇのか? その弓矢どうしたんだ?」

「これ!パネース様から貰ったんです」

「何~!?」

ヒューイは、驚いて弓を見た!パネースの紋章が入っていた。

「あり得ねぇだろ!動物の神がパネース様の紋章が入った神器を使うって!パネース軍の騎士って事だろ?」

「ええ~~っ!とんでもございません!私は、アントリュウス様のペットです!パネース様の騎士だ何て!とんでもなくあり得ない誤解です」

 タヌキンナは、慌てて否定した。

 だが、ヒューイは、力のない神に紋章の入った神器を渡す訳がないと思った。

 力がない神に神器を持たせても扱えない、扱える神だから渡した。

 それにさっきのタヌキンナの戦い方は闘神の神を相手にしても勝てる力を持ってる!

 ヒューイは、タヌキンナに聞いた。

「パネース様に鍛えられたのか?」

「いえ!私の師匠は、ミカエル様です」

「お前!大天使ミカエルの弟子~~~っ!?」

「いえ、弟子だ何てとんでもありません!一年程、弓と剣を教わっただけです」

「お前、さっき師匠って言ったじゃねぇか?」

「はい!これからもミカエル様には、いろいろ教わろうと思っていますから」

「それを弟子ってんだよ~!」

 大天使ミカエルの噂は、天界中で知らない者は、いなかった。

 天使のとき神を倒しまくり、神でも恐れた怪物を素手で殺した。

 ヒューイは、タヌキンナを見て、こいつ俺より強い!

 ヒューイは、100年以上修行などしてなかったが、鍛え直そうと思った。

 イダスとグレンもタヌキンナから戦い方を教わる事にした。

 タヌキンナがミカエルから教わった戦い方、剣や弓矢にオーラを注ぎ込むやり方などタヌキンナ戦闘教室に、ヒューイ、イダス、グレン、キツネコが毎朝、修行する事になった。

 朝は、アマルティアの山羊の乳を飲んでからスタートした。

 ヒューイがじ〜と見ていた。

「何でアマルティアの山羊の乳なんだ!?ゼウスを育てた乳じゃあねぇか?」

 タヌキンナが自信満々に言った。

「打倒ゼウスの為にも、まずはゼウスが強くなった物を取り入れて対等になった上で練習しようかなって」

「ゼウスと対等だと!そこまで望んでねぇ~よ!」

「いえいえ!飲み物だけ対等という意味です!」と焦って言葉を捕捉した。

「でも、これ美味しいし体にいいんですよ!それにヒューイさん、カルシュウムが足りないと怒りっぽくなりますよ!」

「そうだな、今は、教わる身だから文句をいうのはやめよう!」

 みんなで、アマルティアの山羊の乳を飲んだ。

 オーラを高める事が中心の修行だった。

 イダスとグレンは、オーラを高める訓練と剣にオーラを注ぎ込む訓練に明け暮れた。

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  • 神の翼 〜黄金の翼の女神〜   第88話 イダス

     試合の前日タネキンナとキツネコが、黄金の翼の国へ帰って来た。 グレンが「イダスは来ないのか?」と聞いてきた。 キツネコが「イダスもこの試合見に来たかったんだけどアガルタとセーシェルが戦争を始めたの!アガルタの兵士がフローラの国の近くまで来てるからイダスが残る事になったのよ」 翌日になり黄金の翼の国では天界のコロシアムに向かう準備をしていた。 アルテミスは、アントリュウスに付き添って先に向かった。 グレンとタヌキンナとキツネコは、ドラゴに乗って天界のコロシアムに向かおうとした。 フローラの国から神の使いが来た。 使いの神が、キツネコの所にきた。「キツネコ様!ご報告があります!」「私に?」 キツネコは、嫌な予感がした。 グレンが使いの神に「何だ!俺達に関係ない事ですか?」「関係なくは、ありませんが⋯」 使いの神が全員に報告する事にした。「イダス様がお亡くなりになりました」 キツネコは、呆然とした。 イダスが死んだ⋯「どう言う事だ!」 グレンが言った。「昨日の夕方アガルタの兵士がフローラの国の近くに来たので戦いになりました!敵の兵士の中に魔人が多くいたのです」 人間の中に神に近い力を持つ者がいた。 神ではないので、人間扱いとされ戦争に加わって人間と戦うことに条約違反にならなかった。 どの国でも魔人の育成に力を入れていた 魔人は、戦いで手柄を多くたてていた。 フローラの国の神も強い神はゼウスとアントリュウスの試合でゼウスが怪しい事をした場合ゼウス軍と決戦になる。 コロシアムに向かう強い神達は、黄金の翼の国に来ていた。  フローラの国には、弱い神しかいなかった。 イダスとグレンのことを魔人と呼ぶものもいた。 タネキンナが神の使いに聞いた。「イダスの遺体は?」「まだ戦争中で近よれません」 キツネコが「今日は、アントリュウス様の試合の日、アントリュウス様に何かあったときこちらでも戦争になるわ」 タネキンナがキツネコを安心させようとした。「キツネコちゃん大丈夫だよ!アントリュウス様だったら蘇生させられるし、肉体だってアントリュウス様だったら探せるよ!」 グレンが不安そうな顔をした。「肉体がバラバラだったら?」 グレンは、親友のイダスの蘇生が心配だった。「肉体が少しでも残っていればその細胞からイダスのクローン

  • 神の翼 〜黄金の翼の女神〜   第87話 新たな武器

     試合前の調整が終わり新たな剣を貰った。 そして防具は、布製の衣服だった。 この布製の防具であれば戦っていてもスピードを落とすことが無く体に負担がかからない ミカエルが言った。「この世界に何でも突き刺せる剣とどんな剣でも通さない防具、その剣で防具を突き刺したらどうなると思います?」 アルテミスがその言葉に口を挟んだ。「使う神の力によって変わるわよ!それに剣なら突き刺すとき使う力とスピードを速くすれば威力を増すわ!その剣を使ったって、使う神によって威力が違うでしょ、それに防具は、神のオーラを増せば強力になるわ」 ミカエルが、詰まらなそうな表情をした。「アルテミス様のおっしゃっるとおりです」「貴方!試してみたんでしょ!」 ギクッ「アルテミス様も心が読めるようになったのですか?」「読めないわよ、貴方の性格が、わかってきたのよ、それで試した結果は?」 ミカエルは、話しをやめようと思ったが結果を話す事になった。「剣先が折れ防具がへこみました」「そうでしょうね」  アルテミスが澄ました顔で言った。 ミカエルは、アントリュウスの凄さを改て知った。 よくこの女房を可愛いと言って楽しそうにいられるものだと アントリュウスがミカエルの心を読んでしまった。「アルテミスは、怒った顔も可愛くて好きなの」 その言葉にアルテミスが嬉しそうにアントリュウスにくっ付いた。「アントリュウス様、剣と防具は、厄介です!くれぐれも油断しないように」 パネースが、アントリュウスに「危なかったらすぐギブアップするんだぞ、まだお前は、完全に成長したわけではない、天界の果ての守り神だとしても構わん、すぐギブアップしろ」「天界の果ての守り神がそんなに簡単にギブアップしていいの?」「構わん、負けたらここに戻ってきて10年私が技を教えて鍛えてやる!リターンマッチは、ここでやろう、天界の果てのコロシアムを新たに作ろう20万人入るコロシアムにしてゼウスの公開処刑にする」「お父さん!私に負けてほしいの?」「そんな事はないが、ゼウスは、何をしてくるかわからん、絶対的な王だ!まだ隠してる能力があるかもしれない、危なかったらすぐギブアップしろ」 アルテミスが言った。「ゼウスについては、娘の私が詳しいわ、だいたいの事は、アントリュウスに話してます」 パネースがアルテミスに「

  • 神の翼 〜黄金の翼の女神〜   第51話 園長になってよ

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  • 神の翼 〜黄金の翼の女神〜   第48話 アルテミス神殿

    「ようやく神殿ね!」 とアルテミスが言った。「アルテミス!どうやって天界へ行くの?飛べないよね!」 「空を飛び回る事は、出来ないけど天界へ行くのは浮遊魔法で昇るだけよ!でも、ドラゴに乗って帰りたいわ」 ドラゴが「うん、いいよ!アルテミス様の神殿まで送るよ!」 アルテミスは、喜んだ。 嬉しそうに「ありがとう!ねぇ、ドラゴ!私のペットになってよ」「ダメだよ、僕は、アントリュウス様の子供でペットなんだから!アルテミス様とは、友達だね」「うわ~嬉しい!私達友達ね!」「うん!」 アルテミスは、ドラゴに乗り、アントリュウスは、空を飛びアルテミスの神殿に向かった。 神殿に着き、従者達

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